利用者さまもスタッフも
誰もが笑顔になれる雰囲気作りを
  • 管理者/理学療法士
  • 宮本 佳則 Yoshinori Miyamoto
  • 2012年より訪問看護の登録セラピストとして活動、2025年に現職(中途/リハ・うさぎ御影スタジオ)
入職のきっかけは?コウダイケアサービスのどのような点に惹かれましたか?
リハビリテーション病院や療養型病院のリハビリ科で勤務する中で、退院してもすぐに再入院される患者さまを多く見てきました。この経験から、医療の視点だけでなく、介護施設で利用者さまの生活全体を支えたいという思いが募り、転職を決意。コウダイケアサービスの「あたたかい支援」という理念に深く共感し、入職を決めました。
前職との共通点はありますか?
これまでの経験を活かし、利用者さまとそのご家族の生活を多角的にサポートできることに、大きなやりがいを感じています。
現在の仕事内容を教えてください。
リハビリに特化したデイサービスで管理者とリハビリを兼務しています。

管理者としては、利用者さまやご家族への対応、ケアマネージャーや関係機関との調整、スタッフ育成、営業活動など、多岐にわたる業務をこなしています。
前職で培った訪問リハビリや通所リハビリの開設・運営の知識を活かし、スタッフと連携しながらより良いサービス提供に努めています。

管理業務の一方で、理学療法士として集団体操や個別リハビリを提供しています。施設内はまるでスポーツクラブのような活気に満ちた雰囲気で、利用者さまごとに設定した最適なリハビリを通じて、安定した生活が送れるようサポートしています。

いずれの業務も、根底にあるのは利用者さまの「こうなりたい」という目標を達成するための支援。これからもその目標に向かって、全力でサポートしています。
お仕事の中で嬉しかったことや、やりがいを感じたエピソードはありますか?
日々の対話を通じて築かれる人間関係の中で、私たちが提供する支援が、利用者さまの生活をより良い方向へ導いていると実感できる瞬間は、何物にも代えがたい喜びがあります。

例えば、これまで転倒を繰り返していた方がいらっしゃいました。その方の状態や生活背景をじっくりとお伺いし、個別リハビリや訓練を重ねる中で、転倒の不安が解消され、自信をもって生活できるようになった姿を見た時、この仕事を選んで本当に良かったと心から思います。
また、リハビリは施設内での時間だけでなく、ご自宅での継続的な取り組みが非常に重要です。「家でも練習したら、すごく歩きやすくなったよ!」と嬉しい報告を受けた時は、利用者さまご自身の努力が実を結んだことに、私も大きな喜びを感じます。利用者さまの笑顔と成長が、私の原動力です。
反対に、大変だと感じたことや苦労した経験はありますか?また、そんな時はどのようにして乗り換えたり解決したりしていますか?
難しいと感じるのは、リハビリを実施しても思うような改善が見られないケース。利用者さまにとって本当にこのリハビリが合っているのか、なぜ改善が進まないのか、といった疑問が湧いてきます。

そんな時は、利用者さまのことをより深く知るチャンスと捉えるようにしています。
まず利用者さまから、より詳しく日々の様子や困りごとを伺うことから始めます。そして、多職種のスタッフや他の専門職とも積極的に意見交換を行い、多角的な視点から問題点を洗い出します。そこから、その利用者さまにとって最適なリハビリ計画を再構築し、一つひとつ丁寧に取り組んでいきます。この試行錯誤のプロセスこそが、専門職としてのスキルアップにも繋がり、最終的に利用者さまの笑顔に繋がると信じています。
お仕事をする上で、心掛けていることや大切にしていることを教えてください。
管理者として、利用者さまもスタッフも、みんなが笑顔になれる雰囲気作りに努めています。どんなに小さな困りごとに対しても、前向きかつ全力で最善を尽くすことを心がけています。
今後はどのような職員を目指したいですか?
私が目指すのは、利用者さまからもご家族からも心から信頼していただけるセラピスト。そのためには、常に向上心をもって知識と経験を積み重ねていくことが不可欠だと考えています。

リハビリテーションの世界は日々進歩しており、新しい情報や技術を学び続けることで、より質の高いサービスを提供できるようになります。利用者さまの状態やニーズは一人ひとり異なるため、それぞれの状況に合わせた最適なアプローチを見つけるためにも、幅広い知識と豊富な経験が求められます。

専門的な知識だけでなく、利用者さまやご家族の気持ちに寄り添い、あたたかい心で接することで、安心して任せてもらえる関係性を築きたいと思っています。これからも、学び続ける姿勢を忘れず、多くの方々に「この人に任せてよかった」と思っていただけるよう、日々精進していきます。
コウダイケアサービスで働きたいと考えている人へのメッセージをお願いします。
私たちのリハビリ特化型デイサービスでは、「もっと〇〇したい」「いつまでも元気に歩きたい」と、目標に向かって熱心に取り組む利用者さまが多く、施設全体が活気に満ちています。
スタッフも職種や年代を超えて仲が良く、介護、看護、セラピストが互いを尊重し、密に連携しながら質の高いサービスを提供しています。

リハビリ専門施設のため、入浴や食事の介助はありません。半日型なので、限られた時間の中で効率よく最適なリハビリを行わなくてはいけません。利用者さまの小さな変化や反応をも逃さないように、しっかり向き合ってほしいと思います。人とのコミュニケーションが好きな方、運動が好きな方には特にぴったりの職場です。
まずは見学からでも大歓迎!私たちの職場の雰囲気を感じてみませんか?

1日の流れ

08:30

出勤・送迎

最寄り駅から徒歩10分。運動を兼ねて歩いて通勤しています。出勤したら本日の予定を確認して利用者さまをお迎えに。

09:00

午前の部

リハビリ専門施設なので、入浴や食事の介助はありません。約3時間、個別リハビリや集団体操、マシントレーニング、物理療法のサポートを行います。リハビリが終了したら利用者さまをご自宅へお送りします。

12:00

昼休み

スタッフとコミュニケーションを図りながら昼食をとります。ご利用者さまの情報共有などの話もします。

13:00

午後業務・送迎

リハビリ午後の部。午前同様に、リハビリ前後は利用者さまを送迎します。

13:30

午後の部

17:30

清掃・明日の準備

本日の業務報告書を作成し、明日の準備をしておきます。退勤前にみんなで掃除をします。土日が定休日なので、会社勤めの友人と予定が合わせやすいです。趣味のテニスでリフレッシュして、週明けの勤務に備えます。